1ヶ月点検(までの細かい不満)
納車1ヶ月、いろいろあって1200kmちょっと走りましたので、ディーラーに1ヶ月点検に持っていきました。点検自体は、あたりまえですが、なんの異常もなく、エンジンオイルを交換して終了。
この間、馴染んできたせいだと思うのですが、走行中のエンジン音の音質がちょっと変わった気がします。「びょえっ」という擬音は基本変わらないのですが、若干周波数帯が低い方へシフトしたような。RX-8試乗時に感じた「ベインベイン」という感じに近づいた気がします。回転数制限も少し緩和して上まで回すようにしたのですが、高回転型エンジンのようにどこまでも回る感じではないものの、オデッセイのDOHC V-TECのような「もっさり」した感じでもなく、どちらかというと軽快に回っている感じになってきました。「びょえっ」を除くとそんなに悪くないのかも…
あと、冷間始動時のビビリについては「SKYACTIVE-Gは始動時の回転をかなり高めに設定してあって、どれも多かれ少なかれそんな感じ」との営業氏のコメント。たしかに暖まってくると静かになって室内からはほとんど気にならなくはなるのですが、その後のアイドリングも外で聞くとタペット音らしき「カチャカチャ」音が耳につく感じがありました。点検時にオイル交換してくれるのでそこまで様子をみようと思ってましたが、結果大して変わらず。一方で走行中のエンジンの回り方は、ノイズ感が取れて明らかに滑らかになった感じがします。動き始めてすぐ「おー」と言ってしまったほど。
その他、今回もまた細かい不満を列挙。時間がたったので増えてる(苦笑)
- 掃除がしづらい
- デザイン重視だから仕方がないのですが、写真のサイドのリップや、ダッシュボードのマツコネのモニタの周辺なんか、明らかに汚れやほこりがたまる構造になってます。またワイパーが完全にボンネットの下に収納されているので、ワイパー周辺の排水口にも手が入らない。キレイに乗ろうと思うとけっこう大変。どうせすぐ汚くなるから無駄な抵抗、なのは分かっているのですが・・・
- 傷つきやすい
- 樹脂の加飾部がいちいちピアノブラックになっています。よってすぐに小傷が付く。運転席側のドアにある操作部は、ディーラーが保護フィルムをはがし忘れていたのをわざとそのまま使ってます。写真のシフト回り等、操作ボタンもたくさんあって明らかに手が触れるのだから、もうちょっと軟質の材料でも良かったのではないか、という気がしてなりません(格好はいいんですけどね)
- 軟質の材料といえば、ダッシュボードの上面は革調シボ付きのややソフトな素材になっていますが、これがなんかジットリしていて、ホコリを吸着しがちです。拭いてもなかなか取れない。先のモニタ周辺は形状の問題とダブルで掃除しにくい感じになってます。
- 映り込み
- これも仕方ないんですが。ダッシュボード上の表示器からフロントガラスに速度以下各種表示を映すFHDが付いているのですが、個人的に、まあ見ない(苦笑) 一方で、斜め上から日が差している状況の場合、この表示器部の臓物がフロントガラスに映り込んでしまってFHD表示の周辺に見えるのでとっても目障りです。走行条件によるので、仕方ないのではありますが。
- あと触るのが怖くてこの表示器のくぼみを拭けないんですよね。上向きの開口だから絶対にホコリがたまると思うんだけど・・・
- すでに内装ビビリ
- 冷間始動時のビビリも内装から聞こえます。また走行中にも、条件によってグローブボックス周辺やサングラスフォルダーのあたりからビビビビというビビリ音がします。静粛性がかなり良いので、余計にこういう音が残念。
- ロードノイズ
- 音が残念と言えば、エンジン音は、実は走行中はそんなに気にならなくなりました。というのも、ロードノイズの方が明らかに大きいから。路面の粗さと見事に比例しておりまして、細かい凹凸が多い路面の道路を巡行すると、エンジン音は全く気になりません(苦笑)
- 乗り心地
- これは各種ネット記事を見ても、少し距離を走りこまないと正しい評価はできない、ということらしいのですが。上記のエンジン音が気にならないような路面を走っていると、けっこう正確に入力が入ってくるのが分かるのですが、それがどうもボディ全体をぶるぶるふるわせてる感じがして、乗り心地という意味では決して良くありません。オデッセイがかなり優秀だったのでそれとの比較は酷かもしれませんし、さらに昔乗っていたAW「白い悪魔号」の「腰を破壊する乗り心地」ほど酷くもありません。路面がスムーズだと非常にスムーズな乗り味になるので、かなり惜しい気がするのですが、運転席に乗っていても「これはリアシートは乗り心地悪いだろうな」と思ってしまうほど。
- そういえば、Mazda 3と言えば専用開発の純正タイヤがTOYOのPROXESとBSのTURANZAと2種類あって、当たりはずれ、だと言われてます。ウチのはTOYOだったのですが、その影響も多少はあるかもしれません・・・
- 2速がしぶい
- エンストの回数は日に1回から週に1回程度に改善(失笑) FD時代の年に1~2回になればまあいいんですが。FDの時は、慣らし運転の時期に、ちょっと無理にギアを押し込んで2速をガリっといわせたことがあり、最後まで2速には引っ掛かりがあるままだったのですが、それを反省してすごく慎重にシフトしていたのですが、やっぱり1→2と3→2がシブい。回転が合えば何の抵抗もなくスコスコ入るのですが、走行中に一瞬「ウッ」となるのは、この2パターンと5→6のところ。FDと比べて1-2-3が離れているのかな、とも思ったのですが、調べてみると、ファイナルまで合わせて考えると2速のギア比はほぼ同じで、1-2間は離れて2-3間は近づいている感じなので、単に「下手になった」だけ、かもしれません・・・
- 収納不足
- これもデザイン優先の弊害なのですが、まあなんせ物が室内に納まらない。ハッチゲートの下はけっこうな広さがあるので、後ろに入れればなんてことないのですが、自分の手持ちカバンや買い物した袋をいちいち後ろを開けて入れるのもけっこう鬱陶しいです。これはオデッセイが便利過ぎた、ということなんでしょうけど。
- サングラスフォルダの寸法
- これは完全に個別事象ですが。いつも入れている眼鏡ケースと収納部の大きさが近すぎ。なので、あと15度くらい開いてくれないと、うまく出し入れができません。ここはオデッセイからは明らかに改悪になってしまった部分。しかも、おそらくこのケースが上記のビビリ音の元だと思われるので、悩ましい。
- マツコネとAndroid Auto
- 接続エラー頻発(苦笑) 乗り始めて1週間くらいしてから、スマホとBluetoothでペアリングすることもできなくなり、この1ヶ月で2回設定をやり直す羽目に。それでも接続エラーは出ます。頻度は減ってきた(当初は5回に1回くらいしか成功しなかったが、今は2回に1回くらい成功します・・・)とはいえ、これはかなりイライラする。 一方でオーディオ再生用のiPodは一度設定したきりで、持って乗り込むとすぐに自動でペアリングされて失敗することもなく何の問題もないので、これはスマホが悪い(通信デバイスの調子が悪いのは事実、別記事で書くかも)のではないかという気もします。なんともはや。
まあいずれも基本的には慣れの問題で、クルマが悪いわけではないので、十分満足しています。むしろけっこう距離が伸びているので、おそらく久しぶりに「ニヤニヤ」しながら運転しているに違いありません。気が向いたら、今度は「良い点」をあげつらっていこうかと思います(^^;
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